<住まいの防火診断3>
◆ 診断6 放火されない環境づくり
□ 家の周りに燃えやすい物を置いている。
□ ゴミを外に放置することがある。
□ 倉庫やガレージは施錠していない。
□ 自動車や単車のカバーは防炎製品ではない。
□ 郵便物をポストにためている。
□ 家の周りは暗く、死角がある。
【予防対策】
・ ダンボールや新聞紙などを家の周りに置いたままにしないようにしましょう。
・ ゴミは収集日の朝にゴミステーションへ出すようにしましょう。
・ 倉庫や空家は必ず施錠しましょう。
・ 自動車や単車のカバーは防炎製品を使いましょう。
・ ポストに郵便物をためないようにしましょう。
・ 外灯をつけるなどして、家の周りを明るくしましょう。また、センサー付きライトや
炎感知器を設置するのも良いでしょう。
※ センサー付きライト:体の熱をセンサーが感知してライトがつきます。
炎 感 知 器 :ライターなどの炎のゆらめきを感知して警報音が鳴ります。
【地域における放火火災予防対策】
放火火災の予防対策は、個人によるものだけでは十分ではありません。無差別に、手当たり次第に放火されている状況をみても、地域ぐるみ・まちぐるみで、放火犯による火災を拡大させないこと、放火される物件をなくすこと、ひいては放火犯が放火しにくい、進入されにくいまちにすることが必要となります。
そのためには、次の対策が重要です。
1 環境づくり
街灯の設置、ゴミ集積方法の改善、集積場所の管理等、放火されない環境づくりを進めます。
2 意識を持たせる
放火火災の実態を自治会等の回覧板や広報誌・チラシ等を利用して知らせ、放火に対する危機感を持ってもらいます。
3 幼少年に対する防火教育
火の取扱い、火遊びの危険性等を家庭・学校・地域が一体となって幼少年に対して指導します。
4 地域住民による自主的な活動
例えば、「夜間のゴミ出し運動」とか「危険箇所の見回り」等、自主防災組織による防止活動を活発に行い、放火されないまちづくりをします。
いかがでしたか?住まいの防火診断できました?あなたの火災予防対策に役立ててください。
(終わりです)北神分署M