神戸市北消防団の沿革

神戸市北消防団長尾支団 

 

 北消防団の歴史は、波瀾万丈であった。

 昭和22年以前の六甲山の北側の地域は、神戸市ではなく有馬郡有馬町、武庫郡山田村との郡町村制度であり、生活は主に農業であった。そのために「郷土は自分達で守る」との信念のもとに自衛団、警防団さらには消防団の歴史は深いものである。

 有馬郡有馬町、有馬郡有野村、武庫郡山田村の3町村が神戸市に合併した後、有馬郡道場村、有馬郡長尾村、有馬郡八多村、有馬郡大沢村が合併、さらには美嚢郡淡河村が神戸市に合併され、8町村の消防団が発足した。
 昭和48年8月には、兵庫区から分区して北区が誕生、北区内に1消防署8消防団が発足した。

 昭和58年10月には、市全体の消防団の改組のための市消防団条例の改正があり、1消防署1消防団の制度改革があり、8消防団が北消防団に統合され、8消防団は8支団に改組され、定員は1,370名となった。
 又、従来、消防団事務にあっては北区役所の各出張所(8出張所)で行っていたが、昭和62年4月からは北消防署に移管された。

(平成16年1月12日 「北消防団20周年記念総会」資料より)




昭和14年4月1日

警防団の発足

昭和22年11月25日

有馬、有野、山田各消防団の発足

昭和23年3月7日

自治体消防の発足・

有馬、有野、山田各消防団は兵庫消防署の管轄となる

昭和26年7月1日

道場、八多、大沢各消防団の発足

昭和30年10月15日

長尾消防団の発足

昭和33年2月1日

淡河消防団の発足

昭和43年11月2日

有馬「池之坊満月城」建物火災

昭和48年8月1日

兵庫区から分区して北区(北消防署)の発足

8消防団が、北消防暑の管轄となる

昭和58年10月1日

消防団の改組(神戸市消防団条例等の改正)

8消防団は北消防団に統合され、従前の8消防団は8支団制に改組された

初代北消防団長に田中喜三雄有野支団長が就任

昭和60年2月8日

日本消防協会長表彰を受賞

昭和61年5月18日

兵庫県知事表彰を受賞

昭和62年4月1日

消防団事務の移管(北消防署へ団事務の移管)

平成6年3月2日

消防庁長官表彰を受賞

平成7年1月17日

「阪神・淡路大地震」発生

平成16年1月12日

神戸市長より20周年記念感謝状を受賞

平成20年3月16日

県下初 神戸市北消防団パワーサポート隊(災害時重機応援隊)発足



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