◇第三分団2班 森脇 健司
講習会を受講して改めて一次救命処置の重要性に気付かされました。
例えば、人が目の前で倒れました(心停止)。 一般的には救急車を呼んで到着するまで何もしないで(何も出来ない)待つという人が大半だと思います。 救急車が現場に到着するのに全国平均約6分半かかります。仮に心室細動(VF)で倒れていたとしたら、もっとも効果的な治療は心肺蘇生法を含め除細動(AEDを使用する)を行うことです。
この施行が1分遅れるごとに生存退院率が7〜10%低下するとされています。 何もしなければ救急車が到着するころには生存退院率が30%になるという事です。 疾病の欧米化が進み、又高齢化社会になりこれから一人でも多くの市民救命士が必要とされます。
今回の講習会を受講しさまざまな応急手当を学ぶことができましたが、今後は地域のみなさんに応急手当を広く普及するべく、微力ですが努めたいと思います。